「実は味方もだましてました!」
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J2藤枝のFW矢村健選手がオフ明けの22日、19日のアウェー千葉戦でFKから決めたゴールの真相を明かしてくれました。
得点シーンは0−3で迎えた後半24分、ペナルティーエリア左横からのFKでキッカーの横山選手が横に速く低いパスを送ると、矢村選手がダイレクトで左足を振りぬきゴールネットを揺らしました。
デザインされたFKに見えましたが、「即興だった」とのこと。FK直前、横山選手に「マイナス(の方向)を見て」と声をかけ、攻撃側の味方とゾーンで守る千葉の選手たちが一斉にゴール方向へ動いたところ、ただ一人ペナルティーエリア中央で待ち受けた矢村選手がフリーでシュートを打ちました。
曲者ぶりに注目
矢村選手はセットプレーの練習でサブ組に入ることが多く、「主力組相手に、キッカーの(徳永)裕大君と以前に練習でやったことがあった」そうです。「チームで事前に準備してるとみんなの視線でばれてしまうことがある」。敵を欺くにはまず味方から。今後も矢村選手の曲者ぶりに注目が集まります。