「将来の担い手になって」全国一の生産量「桜葉」特別支援学校の生徒が収穫体験=静岡・松崎町

桜庭の収穫体験を行う生徒たち=6月19日撮影、静岡県松崎町

静岡県松崎町が全国一の生産量を誇る「桜葉」。6月19日は、特別支援学校の生徒が収穫作業を体験しました。

 

桜餅などの和菓子に欠かせない桜葉には産毛がなく、口当たりがいいオオシマザクラの葉が使われています。松崎町では40軒ほどの農家が生産し、全国で約7割のシェアを占めますが、最近は生産に携わる人が減っているのが悩みです。

 

19日は、伊豆の国特別支援学校・伊豆松崎分校の生徒を対象に収穫の体験授業が行われました。

 

<生徒>

「うわぁ、穴だらけのやつだ」

 

<伊豆の国特別支援学校・伊豆松崎分校 福本宏教諭>

「これが松崎の産業につながっていくんだな、それに僕たちも携わっているんだなという気持ちになっていくのを、すごく楽しみに、毎年やらせてもらっている」

 

松崎町は、この授業などを通じて桜葉の育成に携わる生徒が出てくれればと期待していました。

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