ネモフィラ、レンゲ、フジ、ツツジ、バラ!名所や穴場が次々見頃に

春はさまざまな花が咲き誇るシーズン。はかなくも美しい桜が散った後も、この季節ならではの鮮やかな花々や可憐なお花畑が次々と見頃を迎えます。
そこで今回は、4月上旬からGW(ゴールデンウイーク)にかけて咲くフラワースポットを紹介。春にしか見られない花絶景を求め、カメラ片手にお出かけしてみませんか。
浜名湖ガーデンパーク ネモフィラ/見頃:4月中旬(浜松市中央区)

春風に揺れるさわやかな青色の小さな花「ネモフィラ」。その可憐な姿は、英語で「Baby blue eyes」とも呼ばれます。花言葉は「どこでも成功」という力強いメッセージを持ち、新たなスタートを応援する花としてぴったりです。
見頃は20日頃まで楽しめそう(4月8日現在)。開花状況は変動する可能性がありますので、公園HPやSNSで最新情報を確認してください。
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■浜名湖花フェスタ2025
住所:浜松市中央区村櫛町5475-1
電話:053-488-1500
はままつフラワーパーク フジ/見頃:4月中旬~5月上旬(浜松市中央区)

見頃は4月中旬から。横幅15mの長藤棚が全長80m続くノダナガフジと、同70m続くシロフジの藤棚は必見。長く伸びた花房が風に揺らぎ、甘い香りを漂わせます。幻想的に演出したライトアップも楽しめます。
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■はままつフラワーパーク フジの花
住所:浜松市中央区舘山寺町195
電話:053-487-0511
富士山すそのパノラマロード 菜の花/見頃:4月中旬(裾野市)

富士山へ向かう人のためにパノラマロードを花いっぱいにしようと、裾野市と市民ボランティアが管理する「パノラマ遊花(ゆうか)の里」。富士山と桜、菜の花の美しいコントラストが撮影ポイントとして人気です。
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■富士山すそのパノラマロード
住所:裾野市須山3409
電話:055-992-5005
富士市須津地区・吉永地区 レンゲ/見頃:4月中旬〜下旬(富士市)

残雪の富士山と視界を横切る新幹線、最近めっきり減ってしまった広大なレンゲ畑の3つをカメラに収められる絶景スポット。かつての田園風景を取り戻そうと、地元のボランティア団体が中心になって種をまいています。
岳南電車(通称・岳鉄)須津駅から徒歩で約20分かかりますが、徒歩コースにレンゲ畑が広がるので電車で行くのもおすすめです。
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■富士市須津地区・吉永地区のレンゲ
住所:富士市富士岡南(東部市民プラザ周辺)
電話:0545-64-3776
蓮華寺池公園 フジ/見頃:4月中旬〜下旬(藤枝市)

池の周囲約1.5kmに植えられたフジは約250本、藤棚の全長は500mあり、花木から漂う甘い香りで包まれます。
4月中旬頃、開花のタイミングによっては、やや濃いめのピンク色をした八重桜と紅白のツツジの競演を楽しめることも。ボート乗り場や子ども向けの大型複合遊具がそろい、家族連れに人気です。
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■蓮華寺池公園 フジの花
住所:藤枝市若王子474-1
電話:054-647-1144
熊野の長藤/見頃:4月中旬〜下旬(磐田市)

樹齢800年を超える「熊野(ゆや)の長藤」は1株が国の天然記念物、5株が県の天然記念物に指定されています。
東海一の美女とうたわれた熊野御前が平安末期に手植えしたと伝えられています。藤棚から長さ1.5mにも達する紫の花房を垂らす姿は気品があり、とても優雅です。
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■磐田市池田・熊野の長藤
住所:磐田市池田330
電話:0538-34-4737
姫の沢公園 ツツジ/見頃:4月下旬〜5月中旬(熱海市)

山間部に108ヘクタールを有する都市公園で「日本の都市公園100選」にも選ばれています。約6万株が植えられている「ツツジ園」の見頃は4月下旬から。丘の下から上へと開花が進み、赤・ピンク・紫・白の鮮やかな色に染め上げる光景は圧巻です。新緑とのコントラストも美しい絶景を楽しめます。
見頃に合わせて行う「つつじ・こいのぼりまつり」では、約150匹が飾られるこいのぼりやステージイベントを楽しむ人でにぎわいます。
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■姫の沢公園
住所:熱海市伊豆山字姫の沢1164-1
電話:0557-83-5301
河津バガテル公園 バラ/見頃:5月〜(河津町)

フランスのパリ・バガテル公園を再現したバラ園。幾何学模様が特徴のローズガーデンに約1,100品種6,000株が優美に咲き誇ります。
1年を通して楽しめますが、最も多く咲く5月がおすすめ。調香体験やバラのお手入れ法を学べるバラスクール、カフェがあり、バラ尽くしの一日を堪能できます。
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■河津バガテル公園 Jardin de Bagatelle
住所:河津町峰1073
電話:0558-34-2200