デジタル茶況(5月13日)底値は下げ止まる傾向
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、本茶が東部や本山筋、清水などから入荷した。富士からは高単価の被覆茶も断続的に届いている。その他産地は番茶中心の取引。先週末から底値は下げ止まりの展開が続いている。本山筋は一部を除いて今週中の生産終了を見込む。
藤枝 JA大井川藤枝工場は4工場から6口747キロが上場。そのうち、468キロが棒茶だった。藤枝かおりは3300円で取引された。
島田、金谷、川根 島田は1300~1100円の取引が中心。伊久美を残してほとんどの工場が一茶生産を終え、伊久美も16日前後で終了する見通し。
榛原、相良 市内のある生産者は今年の一茶生産について「取引価格の低下に加え、燃料費の高騰もあり厳しかった」と話した。
掛川、小笠 掛川茶市場には生産を継続する工場から被覆茶などが持ち込まれたが、出回りは限定的だった。
袋井、森 袋井では一部の工場を除き、ほとんどの工場で一番茶の生産が終了した。