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テーマ : 経済しずおか

ダイキン工業 新社長に竹中氏

 ダイキン工業は9日、竹中直文専務執行役員(60)が社長に昇格する人事を発表した。十河政則社長(75)は代表権のある会長に就き、井上礼之会長(89)は退任する。6月に開く株主総会を経て正式決定する。

竹中直文氏
竹中直文氏

 創業100周年の節目に若返りを図る。井上氏は社長在任時を含め約30年間、経営を主導し、海外展開などで業績を伸ばした。
 竹中氏は9日、大阪市内で会見し「変化に対し進化し続けられるよう、現場第一線に入り込み、全力を尽くしたい」と抱負を語った。 同日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比10・4%増の4兆3953億円、純利益は1・0%増の2603億円となり、ともに過去最高を更新した。米国での業務用大型空調の販売や、インド事業が好調だった。
 25年3月期の連結業績予想は売上高が3・3%増の4兆5400億円、純利益は2・6%増の2670億円を見込む。

 竹中直文氏(たけなか・なおふみ)同志社大卒。86年ダイキン工業。常務執行役員などを経て21年6月から専務執行役員。60歳。大阪市出身。十河政則社長は代表権のある会長。6月27日就任。

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