
■炎天下を避けてアリーナで屋内開催へ
近年、夏を迎える前に気温が急上昇し、熱中症になるリスクが増加しています。そんな中、静岡県富士市の高校では生徒の健康を守るため"全天候型の体育祭"を開催し、体育祭の在り方を変えました。
朝からよく晴れた富士市内。吉原工業高校の生徒が集まったのは学校ではなく市内の新しいアリーナで、ここが2026年の体育祭の会場です。
<県立吉原工業高校 増田陽一校長>
「いまの体感温度どうですか?1年生は初めての体育祭ですが、2~3年生は、2025年6月の時期の体感温度はだいぶ違うんじゃないかと思います」
吉原工業高校の体育祭はこれまで学校のグラウンドで開かれてきましたが、炎天下となったケースを考慮し、屋内開催に変更することを決めました。
<吉原工業高校 増田校長>
「学校の経営方針の根幹にあるのは『生徒の安心安全』なので、こういう形にしました」
■空調の利いた快適なコンディション
6月5日の富士市の最高気温は27.1℃でしたが、日差しが降り注がず空調が利いたアリーナは22℃と快適なコンディションに。
急な雨や風の影響もない全天候型の体育祭です。
<応援にきた家族>
「暑くもないし、やってる子たちにもいいし、見る私たちも暑くもないし、良いと思います」
「空調が効いているし、アリーナになっていて、席もあるので見やすいなと思います」
■学校では2027年度以降も屋内での体育祭を続けていく方針
スペースに限りのある室内での開催に伴い、走る競技は直線を折り返す形式に変更。綱引きは室内で使用できる綱を調達しました。
<県立吉原工業高校生徒会 斎藤紫月会長>
「個人の暑さ対策も必要ですけど、学校側が涼しい場所を提供してくれると、もっと安心に競技に集中できるので、生徒としてはうれしいです」
学校では、熱中症などの安全対策や競技運営などを点検して2027年度以降も、屋内での体育祭を続けていく方針です。










































































