「人とクマとのあつれきを軽減しつつ共存」2025年度の目撃件数は過去最多の200件 ツキノワグマの新管理計画策定へ専門家らが議論=静岡県

静岡県内で出没が相次いでいるツキノワグマの被害を防ぐために県は6月5日、新たな管理計画の策定に向けた会議を開きました。

5日に開かれた県環境審議会には大学教授などの専門家が出席し、ツキノワグマの被害防止や適正な個体数の維持などを図るため管理計画の策定について議論しました。

<県くらし・環境部 自然保護課 寺澤暢課長>
「県内の地域個体群を安定的に維持することで、人とクマとのあつれきを軽減しつつ共存することを目的とします」

■2025年度は過去最多の目撃200件

県によりますとツキノワグマの目撃件数は2025年度は200件となり、2013年の統計開始以来、過去最多となりました。

2024年度の生息数の調査では、県内全域で543頭(中央値)と推計されています。

県の管理計画の期間は2027年4月から2032年3月までの5年間で、モニタリングによってクマの生息状況を把握し、計画を柔軟に修正していくことや、県内を3つの地域に分けて管理していくなどの基本方針が示されました。

県は今後、環境審議会での審議をふまえ2027年3月に管理計画を策定・公表する予定です。

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