静岡・富士宮市でツキノワグマ捕獲...駆除される 目撃情報相次ぎ市が箱罠設置

クマの目撃情報が相次ぐ静岡県富士宮市で、10月27日、1頭のツキノワグマがわなで捕獲されました。

富士宮市によりますと、27日、山林と民家の間に市が設置した箱罠で1頭のツキノワグマが捕獲されました。ツキノワグマは、体重推定150キロ、体長が実測で140センチある大人のオスで、すでに駆除したということです。

市内でのクマ目撃情報は2025年内で32件寄せられていて、10月に入って旧芝川町の内房地区を中心に13件に上りました。

目撃の急増を受けて市はクマを捕まえるため10月16日から箱罠を複数設置しました。市の職員や地元消防団がパトロールを始め、出没地域の住民には、クマが好む柿の実を木の枝から取り除くことや、注意を呼び掛けるチラシを配布しました。

富士山のふもとはツキノワグマの生息地で早朝や深夜はクマと遭遇する可能性が高いということで、市は山ではクマ鈴・ラジオ・笛など音の出るもので自分の存在を知らせるように呼び掛けています。

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