
■デイサービスで開かれた音楽イベントと利用者の反響
静岡市清水区で介護士として働く男性が、新たな福祉のカタチを全国に広げています。仕事に自信が持てなかった過去を乗り越えて、介護の魅力を伝えています。
光るカチューシャを付けペンライトを振ってリズムに乗る高齢者たち。2026年4月、島田市のデイサービスで開かれた音楽イベント。ここでの開催は2回目です。
DJで介護士の大滝亮輔さんが企画しました。
<大滝亮輔さん>
Q. おじいちゃんおばあちゃんの盛り上がりはどうですか?
「なかなかまだ緊張してるんで、後半に向けてどんどん、利用者さんの気持ちも上げてこうかなと思います」
<参加した人>
「自分がパワーもらって帰るもんでさ、夜興奮して眠れないのいつも」
Q. 若返った感じありますか?
「20くらい若返りました」
■本業の介護への思いとかつての葛藤
<大滝さん>
「はい、『あ』って開けて、あ、大きいね!もう一回やって!わ、びっくりした!食べられるかと思った(笑)」
大滝さんの本業は介護士です。おじいちゃん、おばあちゃん子だったことがこの仕事を選ぶきっかけでした。
介護の仕事を始めて20年近くが経ちますが、かつては仕事への向き合い方に悩んでいた時期もありました。
<大滝さん>
「(介護は)女性メインの職場のイメージが僕の中であったので、男性の僕がやってるっていうのはあんまり自らは言ってなかったですね。介護職をやってる自分は仕事は仕事みたいな感じで、(若者向けの)DJは華やかで楽しく、みたいな感じでしたかね」
■大滝さんを変えた家族の存在
そんな大滝さんを変えたのは家族の存在でした。
<大滝さん>
「2人ともおいで、ぎゅーして」
妻の茉莉絵さんと、2人の男の子の4人家族です。
<大滝さん>
「ダサいことはしたくないし、背中を見て育ってくれるような存在になりたいというか、やっぱ自分にしかできないことというか、切り替わりましたよね」
■福祉とDJの両立
福祉とDJの両立、大滝さんしかできない「ロマンディスコ」を始めました。
<妻の大滝茉莉絵さん>
「昔からDJは趣味でやっていたのが仕事になったので、楽しんでやっているのは感じます」
取り組みを始めてから3年目を迎え、全国各地から声がかかり、これまで11の都道府県で開催してきました。
大滝さんが続けてきた活動は共感を呼び、先週末、初めて介護士を対象とした講演会に講師として招かれました。
<大滝さん>
「非日常を演出したい、それも介護の仕事というか、一瞬の楽しみを作るのも介護の仕事だなと思っています」
大滝さんが見つけた福祉のカタチが広がっています。










































































