「極めて機械的・形式的で、きちっと審理されたものとは考えられない」浜岡原発訴訟 担当裁判官3人の交代申し立てを却下 静岡地裁「公正を妨げる事情なし」

浜岡原発の運転停止と廃炉などを求めている裁判で、原告が申し立てていた担当裁判官3人の交代について、静岡地裁は却下しました。

■中部電力が和解案の拒否

浜岡原発のデータ不正問題が発覚したことを受け、静岡地裁は、「『現在の規制委への申請による浜岡原発3、4号機の再稼働はしない』という請求を中部電力は全面的に認めなさい」という和解案を提案しました。

しかし、中部電力がこれを拒否したため、静岡地裁は和解が不可能と判断し、原告の意見を聞かずに裁判の審理を終える方針を示したといいます。

■東京高裁への即時抗告

これを受け原告側は2026年3月、裁判官3人の交代を申し立てていましたが、静岡地裁は、「裁判の公正を妨げるべき事情はない」として5月13日付けで却下しました。

原告の青山雅幸弁護士は、「極めて機械的・形式的で、きちっと審理されたものとは考えられない」などと指摘し、担当裁判官の交代の申し立てについて、東京高裁に即時抗告しました。

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