大井川鉄道の無人駅で弁当など販売「サヨばあちゃん」営業に一区切り これからは「マイペースでゆっくり」=静岡

大井川鉄道の無人駅で手作り弁当などを販売している「サヨばあちゃんの休憩所」が3月末でこれまでの営業に一区切りをつけました。これからの営業方針は”ゆっくりとマイペース”です。

<諸田サヨさん>
「卒寿。90歳を迎えました。やっぱ私もここらへんでね、ひと息入れた方がいいかなと思いいと思いましてね。一区切りつけるっていうことを決めた」

静岡県島田市川根町にある大井川鉄道の抜里(ぬくり)駅です。

2026年2月に90歳になった諸田さんは、約30年、この無人駅で「サヨばあちゃんの休憩所」を切り盛りしてきました。

休憩所は地域に欠かせないコミュニティの場

これまで毎週土曜日と日曜日にボランティアで手伝ってくれるサポーターとサヨさん手作りのお弁当や総菜を販売してきました。

30年続けたきた思い出の一つに電車での結婚式があります。

<諸田サヨさん>
「ここらへんをもう、総出でみなさん。ホームいっぱいで旗を振ってお祝いした思い出ありますよね」

休憩所にはたくさんの思い出が詰まっています。

しかしー

<諸田サヨさん>
「最近、不自由な、こう指が思い通りに動かなくなってきたの」

体力も衰えてきたことから4月から営業日を減らすことに。晴天の土曜日限定で営業を続けることに決めました。

営業していた4月4日の土曜日。正午過ぎに雨がふってきました。

<諸田サヨさん>
Q、今日はもう終わりですか?
「きょうはもう終わりです。残りました。雨が降ったら閉店です。これからもマイペースで、ゆっくりと、疲れたら休んで、また元気になったら働いて、やっていこうと思います。よろしくお願いします。はははは」

抜里駅に赤い旗が出ていたら営業しているサイン。サヨばあちゃんにとって抜里駅はこれからも大切な居場所に変わりありません。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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