
高市総理側が当選祝いの名目で自民党の議員に対しカタログギフトを配布していたことを巡り、静岡県内の野党議員は「軽率な行動ではないか」などと苦言を呈しました。
政治に詳しい専門家は、今後、国会運営が厳しくなる可能性があるとしています。
<国民民主党県連会長 田中健衆院議員>
「全員に配ったら1000万円近いというお金で、これが一般的な感情からして、どういうふうに捉えられるかと。そういったことも考えれば、私は軽率な行動だったかなと思っています」
25日、国民民主党の田中健衆院議員が苦言を呈したのは、高市総理側が配った「カタログギフト」についてです。
<高市早苗総理>
「品物は本体価格、プラスシステム料、プラス送料に消費税をかけまして、1人分約3万円で、合計315人分になります」
その総額は1000万円ほどに上る可能性もあるとみられます。
自民党の関係者によりますと、高市総理の事務所関係者が2026年2月8日に行われた衆院選で当選した自民党議員の事務所などに、当選祝いの名目で数万円相当のカタログギフトを配布していたということです。
支部を含む政党から公職の候補者への物品の寄付は認められているも...
政治資金規正法では、個人から政治家に対する金銭などの寄付は原則禁止されています。一方、支部を含む政党から公職の候補者への物品の寄付は認められています。
しかし、自民党では2025年3月、当時の石破総理が新人議員に対し10万円分の商品券を配ったことが判明し、批判を浴びました。
自民党関係者によりますと、県内で当選した議員にも配られたということです。
野党側「政治とカネ」追及の構え
野党側は高市総理への追及を強める構えです。
<国民民主党県連会長 田中健衆院議員>
「違法かどうかというのは別にして、それ以上に前の総理の石破さんが商品券10万円を渡して大きな問題となってから1年も経っておりませんので、何かまた同じような印象を受けました」
政治に詳しい専門家は、政権運営に少なからず影響があるだろうと分析します。
<法政大学大学院 白鳥浩教授>
「国民の税金の一部を使って、自分の子分を増やすためにギフト券を配ったということになってくる。"自民党の体質がそうなっている"、"政治とカネまみれの体質なのではないか"。そういう批判を招いていくことになるというふうに思います。
そうなってくると、なかなか今後の国会運営といったものも厳しいものになってくる可能性というのはあるだろうというふうに思います」
自民党の派閥の裏金事件など「政治とカネ」問題への国民の不信感が強い中、野党の批判は必至で、国会での予算案の審議にも影響を与える可能性があります。










































































