
使わなくなったものが変身
「エシカル消費」という言葉をご存じでしょうか。環境や社会にとってより良い選択をしようという考え方ですが、静岡県内でもこの考え方を取り入れるお店が増えています。

2025年12月、静岡市の商業施設で開かれたマルシェ。会場で売られているのは、すべて“エシカル”な商品です。
<mi-suke 山田由記さん>
「昔のてぬぐいを使った商品です。てぬぐいはなかなか使い道がなくて、そのまま捨てられる方も多いので、それを4枚合わせて作っています」
廃棄されるはずだった素材を再利用した商品。そのほかにも、使わなくなったネクタイで作ったブローチや、着なくなった服で作った帽子など、種類は様々です。
<山田さん>
「端切れをなくすとか、捨てるものを減らすというのはいつも頭において作っています」
「エシカル消費」とは? 県内の認知度は2割台

「エシカル消費」とは、直訳すると「倫理的な消費」。環境負荷や生産者の労働環境などに配慮し、社会にとってより良い選択をしようという考え方です。
一方、県の調査によると、静岡県内での「エシカル消費」の認知度は24.6%と、まだまだ低水準にとどまっているのが現状です。
チョコで世界を支援「フェアトレード」の挑戦
静岡市清水区のチョコレート専門店「コンチェ」は、途上国の生産者の生活改善を支援するため、適正な価格で取引をする「フェアトレード」でカカオ豆を仕入れることにこだわっています。
このためカカオ豆の購入価格は割高になりますが、店主の田中さんはチョコレートを通じてエシカル消費という考え方を多くの人に知ってほしいと考えています。
<コンチェ 田中克典さん>
「何の意識もしなくても、普段の買い物の中で関わるものすべてがエシカルだったら、それが理想の社会かなと思っている。そういう形の一角として、チョコレートも同じようにエシカルな行動につながるものが主流な製品になれば」
小さな選択をより良い選択に。「エシカル」という視点を普段の買い物に取り入れることで、社会の変化を促すことが期待されます。







































































