専門家が指摘する“闇バイト”の残酷な現実「応募者は単なる使い捨て」長泉1000万円強盗 17歳の少年3人を逮捕 =静岡

2025年12月、静岡県長泉町で現金約1000万円が奪われた強盗事件で、警察は17歳の少年3人を逮捕しました。

専門家は「指示役からしたら闇バイトの応募者は使い捨て」と警鐘を鳴らします。

神奈川の17歳少年3人を逮捕

<近隣住民>
「みなさん安心してるんじゃないですかね」
「良かったなって。指示役も早く捕まってほしいですけどね」

強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、いずれも神奈川県在住で、フィリピン国籍の男子高校生らを含む17歳の少年3人です。

3人は2025年12月、長泉町の会社兼住宅に押し入り、夫婦を粘着テープで縛って夫に軽傷を負わせ、現金約1000万円を奪って逃走した疑いが持たれています。

3人は知人関係で、被害者夫婦とは面識がなかったということです。

専門家「間違いなく“トクリュウ”」

専門家は防犯カメラの映像からわかることがあるといいます。

<犯罪ジャーナリスト 小川泰平さん>
「間違いなくトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)、闇バイトの系列の犯罪と言っていい。1000万円ものお金を家に置いている家なんてまずない。本当の首謀者が情報をつかんで『この家に行けばお金がある』ということ」

通報の2時間半前から現場付近を行き来している3人の様子も指示役の存在を色濃く映し出していると話します。

<犯罪ジャーナリスト 小川泰平さん>
「こんな近くに(通報までの)2時間半も待機している。普通だったらこんなこと絶対しません。指示役としてもすぐゴーサインだと思っていたが、電気が点いていた、人がいる、まだ起きているので『少し待機させて』ということかと思う。写真を撮っていますよね。写真を撮影して『今こんな状態です』ということで、その映像を指示役に送っている」

少年なりの「良心の呵責」か

闇バイトが世間に認知されているのになぜ犯行に手を染めたのか。小川さんは若さも関係すると話します。

<犯罪ジャーナリスト 小川泰平さん>
「やはりどうしても17歳のまだまだ未熟な少年にとってはちょっと好奇心が勝る。(夫婦を)縛るのに、80代の高齢者が自力で解けるくらい甘く拘束している。素人っぽいといえば素人っぽいが、少年なりの良心の呵責があったのではないか。

指示役とかリクルーターから見ると、闇バイトで応募してきた者は単なる『使い捨て』です。闇バイトは大きな大きな犯罪であるということは間違いない」

警察は指示役や運転手役など、ほかにも共犯者がいるとみて慎重に捜査しています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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