犯人の不審な行動と逃走
12月22日に静岡県長泉町で発生した強盗事件では、いまだ犯人確保に至っていません。防犯カメラの映像からは、押し入った男らの不審な動きが映っていました。
23日朝、事件現場から近い小学校では、職員や保護者らが見守る中、児童が集団で登校しました。
<長泉町立北小学校 江本光徳校長>
「犯人がつかまってくれることによって、皆さんが安心して登校したり、学校生活が送れるようになると思うので、それを一番望んでいる」
事件が起きる約1時間前に“うろつく姿”
22日の深夜に撮影された現場近くの防犯カメラの映像。
午前0時3分頃:事件が起きる約1時間前に現場付近をうろつく、フードをかぶった3人組の姿。
午前0時4分～10分頃:被害に遭った建物近くの駐車場に現れ、話しながら歩いていき、現場付近で何かを相談する男たち。
午前0時30分頃:何かを決したのか事件現場となった建物へ歩いていく姿。
午前0時55分頃:姿が見えなくなって25分後、目的を遂げたのか建物から出てきた3人組は一旦奥へ。すると、1台の車が現場近くに停車。なぜか2人が現場へ戻り、その後もう1人も現場へ。
この間の午前1時頃、被害に遭った経営者の男性(83)が自力で粘着テープを外し、「強盗に入られた。人数は3、4人。『早く金を出せ』と言われた」などと110番通報しました。
警察が到着しあたりを警戒しているすきに、男らは警察とは“逆方向”に逃げていきました。
犯行日より前に下見していた可能性
<杉村直美記者>
「きょうも現場周辺には規制線が張られていて、警察による捜査が引き続き行われているものと思われます」
関係者によりますと、犯人が犯行日より前に現場を下見していた可能性があるとして警察が聞き込みをしていたということで、事件がどのような経過を辿ったのか調べが続いています。
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