裁判所は検察側に対し証拠を開示するよう促す 旧天竜林業高校 元校長の再審請求で三者協議=静岡地裁浜松支部

旧天竜林業高校で起きた調査書改ざんによる贈収賄事件をめぐり、元校長が申し立てた再審請求について、11月14日、裁判官、検察、弁護団による三者協議が開かれました。

裁判所は検察側に対し証拠を開示するよう促したということです。

旧天竜林業高校の元校長 北川好伸 さんは、生徒の調査書改ざんをめぐり中谷良作 元天竜市長から現金を受け取った罪で有罪判決が確定していて、現在、再審=裁判のやり直しを求めています。

11月14日の三者協議では、現金の授受があったとされる日の中谷さんの行動を裏付ける証拠や、検察が保管している証拠リストなど弁護側からの証拠開示請求について、裁判所が検察側に開示を検討するよう促したといいます。

<旧天竜林業高校元校長 北川好伸さん>
「きょう三者協議に臨んで思ったことは勝手口くらいは開けてくれたかなという思いです/裁判所はきっとわかってくれるだろうと信じております」

検察は2026年2月中旬までに回答するとしていて、次回の三者協議は3月24日に開かれる予定です。

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