「『伊東なんだ、ご愁傷様』…市民が馬鹿にされている」田久保真紀市長の言動で混乱 危機感募らす高校生が意見まとめ提言へ

田久保真紀市長の言動によって混乱を極める静岡県伊東市。市政を変えようと、選挙権を持たない高校生が動き出しています。「市民に対しての活動ができていない」。若い世代の意見を市に提言するため、準備を進めています。

<報道陣>
Q「9月議会が始まりますが、市長も議会は大事だとおっしゃっています。どう対応していきますか」
<伊東市 田久保真紀市長>
「お疲れ様です」

田久保市長はこの日も報道陣の問いかけに応じませんでした。市政の混乱が続く中、いま、伊東市では地元の若い世代が動き出しています。

<東部総局 竹川知佳記者>
「いま、打ち合わせをしているのは、選挙権のない高校生です。市政を良くするために、準備を進めています」

「うちら、選挙権ないからさ、伝えられないじゃん、意見を」

8月26日、伊東市に住む高校生が準備を進めていたのは「いとう子どもみらい会議」。会議では、伊東市内の主に中高生を集め、市の課題について討論や発表をした上で、意見をまとめて市に提言をしたいと考えています。

田久保市長の動向については、地元の中高生の間でも話題に上がるといいます。

<伊東市在住の高校生 宮内友暉さん(17)>
「伊東に住んでいるというと、『あ、伊東なんだ。ご愁傷様』みたいな感じで、伊東市民が馬鹿にされているというか」

<伊東市在住の高校生 鈴木孝太郎さん(17)>
「一番考えなければいけない、市民に対しての活動ができていない。自分たちの問題だけで、市政を停滞させてしまっているのが一番問題」

高校生が強い危機感を抱くいまの伊東市。「いとう子どもみらい会議」は、9月21日に開催される予定で田久保市長が建設を中止した図書館や学校の統廃合などについて議題にする予定です。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1