
静岡県伊東市の田久保真紀市長が、8月29日で就任から3か月となります。伊東市初の女性市長として期待を背負って船出した田久保市長でしたが、一連の学歴詐称疑惑で混乱を招き市政の正常化は見通せません。
<伊東市 田久保真紀市長>
Q1.百条委員会の結論が出ると思いますがどのように受け止めていきますか?
Q2.不信任への対応はいかがなさいますか?
「...」
報道陣への質問には無言を貫き、説明を避け続ける田久保市長。市民や経済団体などから「早期辞職」や「市政の正常化」を求める声が相次ぐ中、8月28日も要望が...
<市民有志>
「市政の安定と市民の信頼回復のため、どうかご賢察くださいますようお願いいたします」
市議会で不信任決議案が提出され可決された場合、議会の解散を思いとどまるよう市民有志が求めました。
<田久保市長>
「ご意向の方は真摯に受け止めてまいりたいと思います」
9月1日から始まる伊東市議会9月定例会。不信任決議の行方に注目が集まる一方で前代未聞の事態が。市当局は、9月議会に補正予算の提出を見送ることを明らかにしました。「出直し市長選」などを見据えたためです。
<伊東市 木村光男総務部長>
「最低限市民の皆様に関して影響が出ないように我々職員としては努力はしてるんですけども。やっぱりちょっと市長さんにもうちょっとしっかりしていただきたいなっていうのはあります」
今後、市民生活に影響が出るおそれも。
「可燃ゴミの処理施設、伊東市環境美化センターです。排ガスを通す管などが、劣化しているということです」
市の環境課は、焼却炉の経年劣化が進んだため、補修費として9月補正予算に5000万円を計上するよう要望していました。予算措置が見通せない中、対応を模索しています。
<伊東市環境課 草嶋耕平課長>
「万が一、焼却炉が止まってしまった場合には、ゴミの焼却ができないので、財政部局とも相談しながら、ほかの方法がないか協議し、補正予算であげようとしていた追加の工事に着手できるよう色々検討していきたい」
市民生活だけでなく、伊東市の基幹産業である観光への影響も懸念されます。
<伊東観光協会 村田充康専務理事>
「10月から伊東の特産でもありますみかん狩りが始まりまして」
伊東観光協会です。これからの観光シーズンに向け今一番懸念しているのがイメージダウンです。
<村田専務理事>
「市の方に爆弾をしかけるとか、そういった怖い事を言っている方もいらっしゃったということでお客さんがそれを受けて、心配して観光協会の方にも伊東の方は大丈夫なのみたいなそういった電話も何本かいただいている。今、伊東市が非常にマイナスのイメージを皆さん、お客さんが持たれているので、それで伊東行くのやめようかとか、そういった影響が出てくるのがすごい心配」
田久保市長が就任してから8月29日で3か月。市政の混乱の出口は、いまだ見通せません。