
夏休みシーズンに津波警報が発表されたことを受け、海水浴場など観光地にも影響が出ています。
<中井秀カメラマン>
「先日オープンした大浜プールです。7月30日は津波警報の影響で、営業をとりやめています」
<中井カメラマン>
「広野海岸公園です。人の姿は確認できません。駐車場にも車はありません」
夏休みの観光シーズンを直撃した津波警報。各地のレジャー施設や観光地は大きな影響を受けました。
<観光客>
「朝に警報が出たので、山のほうに来ました」
高台で絶景を楽しめる静岡市の日本平夢テラスは観光と避難を兼ねて訪れた人が多くいました。伊東市では市内3か所のビーチが閉鎖。いつもは賑わいを見せる伊東オレンジビーチのウォーターパークも人の姿がありませんでした。
伊豆東海岸を走るリゾート鉄道・伊豆急行線は津波警報を受けて全線で運休。静岡県下田市の伊豆急下田駅では、市内に避難指示が出されたため、駅員全員が避難しました。
<観光客>
「東京に帰るつもりでした。どういう状況なのかわからないので、情報がほしいです」
<中学1年生の娘>
「明日予定があるから帰りたいです」
近くのアイスクリーム店では、この暑さにもかかわらず売り上げが大幅に落ち込みました。
<アイスクリーム店の店員>
Q.いつもの平日と売り上げを比較すると?
「たぶん10分の1ぐらい。かなり減ってますね。津波が怖いっていったら、来るのを控えるという人もいるだろうし、まだ地震の(詳細が)分からないですからね」
機敏な防災対応の一方で、観光地への影響はまだまだ広がりそうです。