
7月20日に投開票が行われた参議院議員選挙で静岡選挙区では、国民民主党の榛葉賀津也氏と、自民党の牧野京夫氏が当選を果たしました。
静岡選挙区は2つの議席を7人で争い、いずれも現職の2人が当選しました。国民民主党の榛葉賀津也氏は、党の幹事長として全国へ応援演説に回りながら、自身も候補者として安定した戦いをみせました。今回で5回目の当選です
<国民民主党 榛葉賀津也氏>
「この選挙ほど一票の責任を感じた選挙はない。しっかり結果を出して政策実現のために任期6年間がんばっていきたい」
自民党の牧野京夫氏は参政党・松下友樹氏の追い上げをかわし、4回目の当選を果たしました。
<自民党 牧野京夫氏>
「国民の皆さんから信頼を失ってしまった、ある意味、そういう選挙だったと思う」
当選から一夜明け、与党への逆風の中での選挙戦を振り返りました。
<牧野氏>
「これほど厳しい状況の中で選挙というのは大変だなと改めて感じた。このまま同じことを繰り返したら、自民党は私はもう少数与党とかそういう話ではなくて、本当に消滅していくと思いますので、これがチャンスとして生まれ変わっていくしかないのでは」
参政党・新人の松下友樹氏は「参政党が大きく静岡県でも広がった」と手応えを感じていました。
<参政党 松下友樹氏>
「あと一歩というところまで来たと思いましたが。今回をひとつのステップとして、引き続き日本のために、未来の子どもや若者のために、できることを精一杯やっていきたい」
今回の参院選は史上初めて3連休の中日に投開票が行われました。投票率は59.51%で、前回2022年の投票率を6.54ポイント上回りました。
