約150件の個人情報が漏えいか 静岡県の外郭団体のメールアカウントに外部から不正アクセス

静岡県の外郭団体のメールアカウントに不正アクセスがあり、アカウントに保存されていた受信・送信メールが流出し、約150件分の個人情報が漏えいした可能性があることが分かりました。

不正アクセスを受けたのは、静岡県の外郭団体「一般社団法人マリンオープンイノベーション機構」のメールアカウントです。

機構によりますと、5月15日と5月23日~24日にかけての2回にわたって、第三者による不正アクセスがあり、大量の迷惑メールが送信されていました。

その際にメールアカウントに保存されていた受信・送信メールが流出し、約150件分の個人情報が漏えいした可能性があるということです。

漏えいした可能性があるのは、2023年度と2024年度に実施した一部の事業に関わる情報で、企業名、住所もしくは所在地、氏名、電話番号、メールアドレス、口座情報などの情報です。

現時点で機構が管理しているその他のサーバーやホームページなどへの被害は確認されていないということです。

機構は、管理するすべてのメールアカウントの利用状況を調査し、脆弱なパスワードを強固なものに変更するとともに、未利用アカウントを削除しています。

不正アクセスを受けて機構は、警察や専門家への相談を行い、「今後このような事態が生じないよう、再発防止及びセキュリティ対策の更なる強化に努めてまいります」とコメントしています。

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