
立憲民主党の野田佳彦代表が6月8日、静岡市葵区で街頭演説を行いました。野田代表は「政治改革も、選択的夫婦別姓も、年金も、全部先送りしようとしたのは石破政権」だと批判し、「立憲民主党は物価高対策などの政策を掲げて参議院選挙に臨む。野党の議席の最大化にご努力いただきたい」と呼びかけました。
野田代表は演説後に報道陣の取材に応じ、内閣不信任案の提出について「適時、適切に判断する。もし出すときは、事前に相談すると(各野党に)申し上げた。具体的にまだ決まっているわけではない」と述べました。
また、野田代表は同日午後に開かれた立憲民主党静岡県連の定期大会に出席。「我々の議席が増えれば、予算修正もできるし、議員立法も通すことができる。この流れを参議院でも作り出していきたい。静岡選挙区では、非自民の議席をしっかり獲得するために皆様の力を結集していただきたい」と支援を呼びかけました。
大会では、代表選出や活動方針、役員人事などの議案について協議しました。県連代表については、参議院選挙に向け、現状の体制を維持することが望ましいなどとして、源馬謙太郎衆議院議員(静岡8区)が続投することが決まりました。
再任が決まった源馬衆院議員は「党勢拡大に一致団結して取り組みたい。衆議院選挙に向けて、空白区の1区と7区について引き続き協議を続けたい」とあいさつしました。
また、大会では、連合静岡の角山雅典会長や国民民主党静岡県連の田中健会長などがあいさつしたほか、静岡県の鈴木康友知事からのビデオメッセージも上映されました。