静岡県伊東市の田久保真紀新市長が初登庁 図書館計画中止へ「速やかに手続きに入っていきます」

5月29日、選挙公約で図書館計画の中止を掲げた静岡県伊東市の田久保真紀新市長が初登庁しました。午後の就任会見で「速やかに手続きに入る」と正式に計画中止を表明しました。

伊東市長選で初当選した田久保真紀新市長は5月29日、市役所で市民や職員による拍手での出迎えを受けました。早速、市長室に移動した田久保市長、執務にあたる椅子の感触を確認しました。

<田久保真紀 新市長>
「早く自分の仕事ができるスペースに変えていきたい」

午前中に行われた就任式。約200人の職員を前に決意を語りました。

<田久保新市長>
「皆さんもこれから私のチームとして、私がチームの一員として皆さんに信頼をしてもらえる、そんな存在になれるように誠心誠意努力していきたい、そのように感じております」

午後に就任会見を開いた田久保市長は選挙公約として掲げた「新図書館計画」について市長としての考えを正式に表明しました。

<田久保市長>
「新しい図書館の建設は中止ということで、ここで意思表明をさせていただきまして速やかにそのような手続きに入っていきます」

前市長の肝いり事業で建設費42億円を投じる新図書館計画ですが、田久保市長はすでに「中止」に向けた手続きを始めていて、早ければ5月30日にも正式に中止が決まる見通しです。

<田久保市長>
「どこの地域の子どもたちも通える図書館の実現ということで、伊東市全体の図書館政策をどうしていくかについての、早急に会議体を立ち上げていきたいなというふうに考えております」

田久保市長は今後、図書館機能の分散や今の図書館の在り方なども含めて検討していくということです。

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