
JR東海によりますと、東海道新幹線は、三河安城駅で車内の確認を行った影響で下りの一部の列車に遅れが出ました。【5月11日午後3時55分現在】
5月11日午後0時28分頃、東海道新幹線の下り「こだま717号(東京駅10:27発→名古屋駅13:06着)の乗客から「11号車5番B席に不審物がある」と乗務員に申告がありました。不審物は、透明の筒に入った黒い液体で、詳細は不明だということです。
11号車の乗客を他の号車へ移動させ、愛知県の三河安城駅で警察と消防が車内の確認を行ったところ、車内の安全が確認できたということです。この影響で、一時運転を見合わせましたが、午後1時40分に運転を再開しました。
JR東海が発表した午後3時55分のまとめでは、東海道新幹線は「こだま717号」が三河安城駅を48分遅れて出発したのを最大に、後続の「こだま号」を中心に、下りの合わせて5本の列車に48分から20分の遅れが出ました。約3200人に影響があったということです。
