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世界中から集まったパフォーマーが一流の演技を披露するポップサーカス静岡公演（静岡新聞社など主催）が２６日、静岡市清水区の清水マリンパークイベント広場の特設大テントで開幕した。ゴールデンウイーク（ＧＷ）初日と重なったこともあり、家族連れなど多くの来場者が迫力ある美技に酔いしれた。華やかなオープニングに続き、Ｕ字につるされた布の上で、棒の先に載せたグラスを落とさずに優美に舞う「グラスバランス」や、観覧車のように回転する巨大な金属製の輪の内外でジャンプや縄跳びを披露する「デスホイール」などが繰り広げられ、スリリングな演技に観客はくぎ付けとなった。演技の合間などにはクラウンが登場し、おどけた動きで笑いを誘った。
クライマックスを飾ったのは「空中ブランコ」。約１０メートルの高さでバーからバーへ宙返りやスピンをしながらアクロバティックに飛び移り、固唾（かたず）をのんで見守っていた観客は、成功すると大きな拍手と歓声を送った。家族で富士宮市から訪れた同市立貴船小５年の山田優結さん（１０）は「空中ブランコはすごい迫力で楽しかった」と目を輝かせた。
公演は６月２２日まで。毎週木曜日と５月７日、６月４日は休演。問い合わせは静岡公演事務局＜電０５４（３４０）１９３０＞へ。
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