静岡伊勢丹の食品フロアがリニューアル 洋酒売り場を拡充、買い回り導線も強化

店舗面積を拡大し、約500銘柄のワインなどを取りそろえた和洋酒店「ボンルパ」=静岡市葵区の静岡伊勢丹 静岡伊勢丹(静岡市葵区)は23日、3月から進めていた食品フロアの改装を終了した。商品集約や店舗移設で買い回り導線を強化し、需要が高まる洋酒の拡充など来店客のニーズ変化にも対応した。
 和洋酒店「ボンルパ」は面積を約1・5倍に拡大した。贈答用を含む約500銘柄のワインを木目調の商品棚に陳列して上質感を演出し、チーズなどの食材も充実させた。毎週末に店頭で試飲サービスも行う。
 和洋菓子売り場は、9店舗を対面販売から集約販売方式に変更。包装済み商品を一括で精算可能にし、時短と効率性向上を図る。静岡県産品を扱う「おいしいふるさと村」は、生鮮品やグローサリー売り場の近くに移設し、利便性を高めた。
 静岡伊勢丹は2027年の開店50周年に向け、今後他階で改装を順次進めていく。小籏大祐バイヤーは「見やすく買いやすいフロアで、選ぶ楽しさを体感してほしい」と話す。

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