任期満了に伴い4月20日に行われた静岡県掛川市の市長選挙は、現職の久保田崇さん48歳が、再選を果たしました。
掛川市出身の久保田さんは、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の副市長などを経て、前回の市長選で初当選。1期目ではコロナ禍の行政運営を担ったほか、ゴミの減量対策や子育て施策などに取り組みました。
久保田さんは今回の選挙戦で、次世代型の公共交通の導入や空き家対策に向き合い、持続可能な社会に向けた政策を積極的に取り組むなどと訴えを展開していました。
元掛川市職員で新人の平出隆敏さん55歳との一騎打ちの選挙戦を制し、久保田さんが2回目の当選となりました。
投票率は59.59%で4年前の前回を5.6ポイント下回り、合併後で過去最低となりました。
