静岡県のミニ統一地方選で任期満了に伴う伊豆の国市長選挙と袋井市長選挙は、ともに現職が無投票での再選を果たしました。
任期満了に伴う伊豆の国市長選は13日午後5時で立候補の届け出が締め切られ、現職の山下正行氏69歳が無投票で2回目の当選となりました。
山下氏は伊豆の国市出身で1980年に農林水産省に入り、前回の市長選で初当選しました。
山下氏は13日の演説で少子高齢化や防災、子育て支援などの中長期的な課題はこれからだと1期目を振り返り、「初心を忘れずに公平・公正で良識と品格のある市政をこれからも率先してやっていきたい」と意気込みを語っていました。
一方、袋井市長選に2回目の当選を果たしたのは、無所属で現職の大場規之氏61歳です。
こちらも大場氏のほかに届け出がなかったため、無投票での当選が決まりました。
大場氏は2期目にむけてJR袋井駅南側の賑わい創出事業などを着実に進め、経済の活性化や子育てに力をいれると訴えてきました。