藤枝MYFCの矢村健がペナルティ・ヒデ考案のゴールパフォーマンス披露を約束!やっぱり市立船橋の先輩には逆らえない?


SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、アルビレックス新潟を経て藤枝MYFCに戻ってきたFW矢村健選手をお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2025年9月9日放送)

(鬼頭)ヤムケンさん、お帰りなさい!

(ヒデ)新潟から勝手知ったる街に戻ってきたわけだけど、生活は落ち着きましたか?

(矢村)やっとダンボールがなくなって、スッキリしました。

(鬼頭)戻ってくることを決めた思いを聞かせてください。

(矢村)新潟で悔しい思いをして、「このままではいけない」っていう思いと、「試合に出て点を取りたい」っていう思いがあった中でこういう話をいただきました。(クラブの)熱量っていうのもそうなんですけど、僕の思いも須藤監督や強化部長にしっかりと受け止めていただけました。

(ヒデ)これは本当に選手冥利、男冥利に尽きるところもあるよね。熱いコールをもらったら嬉しいよね。とはいえ別に新潟でもそんなに悪かったってわけじゃないけど、23試合で4得点でした。我々としてもやっぱりヤムケンをジョーカーではなく先発で見たいし、物足りなかったかな。

(矢村)そうですね。もっと出たいって思いもありましたし、リーグ序盤はゴールを取れてたからこそ、もっと出たいなっていう思いはありました。

(鬼頭)藤枝復帰初戦の27節ホーム愛媛戦(8月23日)で即スタメン入りしました。このあたりに須藤監督の思いもみえましたよね。

(ヒデ)久しぶりに藤枝のユニフォームに袖を通してピッチに立った時はどんな心境でしたか。

(矢村)須藤監督やいろんな人の熱い想いがある中で、純粋にサッカーを楽しもうっていう気持ちで試合に入りました。勝ててほっとしたっていうのがすごく大きいですね。

(鬼頭)後半20分、浅倉廉選手のクロスに中央から飛び込みました。

(ヒデ)廉と健で「レン&ケン」。この2人のホットライン、いいじゃないですか。

(矢村)その前に2本のチャンスを外してたので、次は絶対決めると思ってました。浅倉選手が浮いている難しいボールをダイレクトで上げてくれたので、もう「ここだ」と。あまり考えず突っ込んだって感じでした。

(ヒデ)連係取れてる感じですか。

(矢村)去年から「ボールを持ったら見てくれ」っていうのは伝えてますし、今シーズン浅倉選手も調子がいいので、噛み合ったのかなと思います。

「新潟と静岡、どちらが住みやすい?」

(鬼頭)サポーターからです。「ぶっちゃけ、新潟県と静岡県、どちらが住みやすいですか」

(矢村)天候で言えば静岡なのかな。

(ヒデ)食べ物はトントンかな?静岡も魚はうまいけど、新潟は米どころだし。新潟では何がおいしかったですか。

(矢村)魚もおいしかったし、2日連続オフの時などたまにしか飲まないですけど日本酒も。

(鬼頭)戻ってきてから、サポーターの喜びの声も聞いたのでは?

(矢村)スタジアムですごい聞こえてきたんですけど、あんまり耳に入れないようにはしてました。なんか上がりすぎちゃうなっていうのも絶対にあったので。横断幕とかもすごく出てて、ウワッっと思ったんですけど、あまり入れすぎて自分をコントロールできなくなるのかなと思って、聞こえるけどあまり外に行かないようにはしてました。

(ヒデ)いつも通りピッチに入って、冷静に、熱く表現するということなんだね。

(鬼頭)ちょっとクラブを離れて、再び帰ってきて何か感じたことってありますか?

(矢村)意外とあまり変わらないなと。人は何人かは入れ替わってますけど、スタイル自体も大きく変わってるわけじゃないし、より攻守において進化させようっていうのは感じますね。

(ヒデ)J1で培ったもので、このチームに伝えなきゃいけないなっていうものはありますか。

(矢村)多分すべてにおいてまだまだ足りないのかなと思います。互いに要求し合うところもそうだし、自分がやるべきことにもっともっと力を注げるんじゃないかなと思います。

ジュビロ磐田との「蒼藤決戦」


(鬼頭)9月20日にはジュビロ磐田との「蒼藤(そうとう)決戦」があります。

(矢村)前回勝ってないので、ホームをアドバンテージにしてしっかり勝ちたいなと思います。どの試合も同じぐらい準備しなければならないので、磐田だからと特に気負ったりすることはないですけど、藤枝のことを多くの人に知ってもらうチャンスではあるので、選手としてもチームとしても良い結果で終えたいなと思っています。

(鬼頭)そもそも、このシーズン中の忙しい時に、どうして出演してくれたんですか?やっぱりヒデさん(市立船橋高校の先輩)が怖かったから(笑)?

(矢村)やっぱりLINEをいただいたので(笑)

(ヒデ)「待ってるよ〜」みたいに入れたら、トントン拍子で決まっちゃって(笑)

(鬼頭)調子はいいですか?

(矢村)ゴールも取れたし、ここから上げていく一方だなっていう感じはあります。まだまだ暑いので、ケガには気をつけて。プレーオフもゼロではないですし、去年1桁順位っていうのもできなかったので、そこを達成すべく、しっかり結果を残せればいいなと思います。残り試合、全身全霊をかけて戦うので、熱い応援をお願いします。

(ヒデ)ゴールを決めたらパフォーマンスしてもらえる?

(矢村)何かいただけるなら(笑)

(ヒデ)ここ(腰)に手でハートをつくって「MYFC」ってつぶやく(笑)。リスナーがこっそり分かるぐらいでいいから。

(矢村)はい…ありがとうございます。やらせていただきます(笑)

(ヒデ)フォワード陣が大型化している中で、この体躯(169センチ)で戦い続けてる。本当にいろんな選手や子供たちに勇気を与えていると思います。熱いハート、しっかり我々も見届けたいと思います。
シズサカ シズサカ

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1