南アルプスの鼓動を可視化!最新の観測データで静岡の安全を守る
ビジネス環境が激変する今、自社だけで解決できない課題はありませんか?しずコネでは、企業や地域と教育機関を繋ぎ、新たな価値を共創する産学連携コンテンツをお届けします。「難しそう」と思われがちな大学の素晴らしい研究シーズを、「ビジネスでどう使えるか?」「どんな社会課題を解決できるか?」という視点でわかりやすく紐解きました。「うちのこの技術と組み合わせたら面白いかも!」「この課題を一緒に解決したい!」と感じたら、それが連携への第一歩です。ぜひ、未来のビジネスを創る「予想外のつながり」を見つけてみませんか。
この研究・技術の「ここがスゴい!」
南アルプスは年間最大4mmも隆起し、日本で最も激しく動いている地域の一つです。この巨大な山の「わずかな歪み」や「水の流れの変化」を、最先端のセンサーと独自のネットワークで24時間監視しています。これまで「目に見えなかった山の異変」をデータで捉えることで、地震や土砂災害の予兆検知や、インフラの維持管理に役立てることができます。静岡の背後にある巨大なエネルギーを正しく理解し、共生するための「目」となる技術です。

理想のパートナー・共創アイデア
- 建設・測量企業: 厳しい環境下での高精度な地殻変動モニタリングデータの活用。
- インフラ管理: リニア沿線や山間部の道路・施設の安全管理へのデータ応用。
- IT・通信: 電源の確保が難しい山岳部での低消費電力通信(LPWA等)の共同実験。
これまでの連携実績・エピソード
南アルプス山中での観測には、登山道の整備や物資の運搬など、地元の山小屋や自治体との協力が欠かせません。「何もない山奥に、どうやって最新機器を設置し、データを得るか」という困難を、現場の方々と試行錯誤して乗り越える過程にこそ、新しい知恵が生まれる実感があります。
知財情報
なし
執筆者
静岡県立大学グローバル地域センター自然災害研究部門 楠城一嘉特任教授