がん死亡数トップの肺がんに有効な抗癌剤の開発
ビジネス環境が激変する今、自社だけで解決できない課題はありませんか?しずコネでは、企業や地域と教育機関を繋ぎ、新たな価値を共創する産学連携コンテンツをお届けします。「難しそう」と思われがちな大学の素晴らしい研究シーズを、「ビジネスでどう使えるか?」「どんな社会課題を解決できるか?」という視点でわかりやすく紐解きました。「うちのこの技術と組み合わせたら面白いかも!」「この課題を一緒に解決したい!」と感じたら、それが連携への第一歩です。ぜひ、未来のビジネスを創る「予想外のつながり」を見つけてみませんか。
この研究・技術の「ここがスゴい!」
わが国の肺がんの死亡は臓器別がん死亡原因の第1位で、年間8万人(世界で180万人)が命を落としています。その理由は肺がんに対する抗がん剤の効果が不十分であることです。そのため、有効な抗がん剤の開発が強く望まれています。最近、我々は肺がん患者の30%程に効果が期待される抗がん剤の候補物質(シーズ;低分子化合物)を発見しました。この候補化合物を出発点として、今後薬効の高い効果的な肺がん治療薬が開発できれば、日本のみならず世界中の肺がん患者の死亡数を減らすことに貢献できると考えています。

理想のパートナー・共創アイデア
・現在手元にあるシーズとなる低分子化合物を基に、さらに薬効の高い化合物を化学合成できる化学薬品会社や製薬企業と繋がり、肺がん治療薬の合成実験を一緒にやりたいと考えています。
・がん細胞を移植した動物(マウスやラットなど)を用いて、現在手元にあるシーズ(低分子化合物)や今後開発が期待される薬効の高い化合物による抗がん・制がん効果の検証を行って頂ける企業と繋がり、肺がん治療薬の効果検証実験を一緒にやりたいと考えています。
これまでの連携実績・エピソード
国立がんセンター在職時には製薬会社と肺がん治療薬の共同開発を行なっておりましたが、常葉大学に移った途端に共同研究が終了してしまい、ワクワク感を得ることができませんでした。是非、パートナーと一緒にワクワク感を味わえる肺がん治療薬の開発を行いたいと考えています。
知財情報
今後、シーズとなる物質を基に抗がん・制がん効果を示す化合物が化学合成できれば、特許取得を目指す予定です。