3時のアフタヌーンクリップ
こんにちは。6月14日月曜日、午後3時を回りました。この時間の〈知っとこ〉は定番の「アフタヌーンクリップ」をお届けします。きょうよくお読みいただいている記事、編集部で話題に上った記事を4本ご紹介します。
〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・村松響子〉
⚽J2ジュビロ磐田2位、5戦連続完封 リーグ第18節
明治安田J2リーグは13日、各地で第18節11試合をが行われ、ジュビロ磐田は甲府を1-0で下した。
①ヤマハ▽観衆5804人
磐田 12勝2分け4敗(38) 1(1―0 0―0)0 甲府 8勝6分け4敗(30)
▽得点者【磐】大津(4)
【評】磐田が序盤に奪った1点を守り抜いた。前半4分、山田のクリアボールに抜け出したルキアンがメンデスに倒された。このプレーで相手は退場となり、磐田が試合を優位に進めた。分、CKの跳ね返りを拾った大津が先制点を決めた。後半は1人少ない甲府に押し込まれたが、GK三浦を中心にしのいだ。試合終了間際、甲府のFKに合わせた相手と交錯しながら三浦がパンチングで防いだ。
■愛息に贈る大津の決勝弾!
MF大津が5試合ぶりのゴールを決めた。前半分、Jリーグ通算700試合出場となった元日本代表MF遠藤のCKからの跳ね返りを拾うと、右にボールを置いてから右足を振り抜いた。
「巻いたシュートには自信があったので、ダイレクトで打たずに1タッチで相手を食いつかせた」と大津。この日は2月に生まれた長男が観戦。「息子の前で決めることができて良かった」と笑顔だった。
■甲府の終盤猛攻断つ
磐田が終盤の甲府の反撃を断ち切り、クラブ新記録となる5試合連続無失点で5連勝につなげた。1ー0の後半38分、ペナルティーエリア内で打たれた相手の決定的なシュートに左手を伸ばして止めたGK三浦は、試合終了の笛が鳴ると両手の拳を握った。
前半4分に甲府に退場者が出たが、三浦は「数的優位になったが、難しい試合になるかも」と感じていた。15分にMF大津のゴールで先制。だが、畳み掛けることができず、後半は相手にペースを譲った。「ここ数試合は打たれるシュートが少ないが、自分が必ず止めることを意識している」。チームがボールを保持するからこそ、突然やってくるピンチの準備を怠らない新守護神の心構えが連続完封勝利につながっている。
鈴木監督は「今日の試合に関しては選手たちが粘り強く戦い、勝ち点3を取れたことのみ」と1人少ない相手に押し込まれたことに不満げだった。5月に入ってから8戦負けなしで、昨季から一度もなかったJ1昇格圏の2位に浮上。「メンタルも強くなっているし、もっとジュビロらしいサッカーができれば結果もついてくる」と指揮官は試合内容もこだわっていく。
沼津のファミレスに乗用車突っ込む 歩行者はねた直後
13日午前10時15分ごろ、沼津市大岡のファミリーレストラン「ココス大岡店」に、清水町の無職女性(66)が運転する乗用車が衝突した。沼津署によると、隣接するスーパーから車道に出る際に、歩道を歩いていた長泉町の50代男性公務員をはね、Uターンして同店の駐車場に進入してガラス窓に突っ込んだとみられる。
静岡市、ワクチン接種予約の受け付け再開 窓口に高齢者殺到
静岡市は14日、一時停止していた高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを再開した。市が設けたウェブ予約の代行支援窓口には早朝から高齢者が殺到した。また、一部のサーバーがつながりにくくなるなどし、職員が対応に追われた。
午前6時から並んだという駿河区の高田昌子さん(81)は「電話はつながらず、何度も市役所に来たが予約ができなかった。周りが接種している中で焦っていたので、予約できて良かった」と話した。
市によると、かかりつけ医での個別接種の予約はサーバーがつながりにくい一方で、新設した大規模接種会場は比較的スムーズに予約が可能という。市保健福祉長寿局の杉山友章局長は「ワクチンも予約枠も確保している」として、落ち着いた対応を呼び掛けた。
支援窓口は駿河区の地域福祉共生センターみなくる、清水区役所、同区の清水産業・情報プラザにも開設。いずれも平日午前8時半から午後5時まで。
営業車でクラスター発生 静岡の事業所 新型コロナウイルス
静岡県内で13日、新たに30人の新型コロナウイルス感染が確認された。静岡市では同日までに、車での長時間移動に伴う陽性者6人が確認され、市はクラスター(感染者集団)の発生を認定した。
県が13日に感染を公表した18人のうち、12人は湖西市在住。一定数は推定感染経路が共通とみられ、保健所が調査を進めている。浜松市は7人の感染を発表した。
累計感染者数は8860人(再陽性者を含め8861人)。