熱海市への善意　６億５０００万円超える　大規模土石流

　熱海市伊豆山の大規模土石流で、市に寄せられた義援金、支援金の総額が２７日までに６億５千万円を超えた。市は浄財を寄せた多くの個人、企業、団体に感謝し、被災者の生活支援や復旧を推進するために引き続き協力を呼び掛けている。
　市は被災者に直接配分する義援金の口座を５日に開設し、２６日時点で４８７９件、計３億９２００万円超の振り込みがあった。市役所や南熱海、泉の両支所、市立図書館に募金箱も設けている。災害復旧に充てる支援金は、主にふるさと納税が活用されている。
　義援金口座は、三島信用金庫熱海支店、普通預金１１９８２５５。静岡銀行熱海支店、普通預金１０３５１４４。口座名義はいずれも「熱海市災害義援金」。