「感染管理」課程 9人修了 認定看護師審査へ 静岡県看護協会

 静岡県看護協会(松本志保子会長)は6日、感染管理認定看護師教育課程の修了式を静岡市駿河区の同協会で行い、県内の医療施設から集まった受講生9人が修了証を受け取った。

修了証を受け取る受講生=静岡市駿河区の県看護協会
修了証を受け取る受講生=静岡市駿河区の県看護協会

 看護師が医師の判断を待たずに診療補助を行う「特定行為」の研修を組み込んだカリキュラムで、受講生は計約230時間に及ぶ講義や県内の病院での実習などを経て、修了試験を9人全員が合格した。
 修了式で松本会長は「臨床現場で存分に活躍できる人材となるように心より切望する」と激励の言葉を贈った。受講生を代表して聖隷三方原病院(浜松市中央区)の小泉みさ子さんは「教育課程で出会った人の支援や激励を心の糧に人々のために尽くし、今後さらに努力する」と述べた。同協会が事業を担当した感染管理の教育課程は、国と日本看護協会から県内で初めて認定された。受講生は10月の認定審査に合格すれば認定看護師の資格を得られる。

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