未来の自分に手紙 知波田小 湖西市

 湖西市の知波田小でこのほど、約30年前に同校卒業生から寄贈されたモニュメントを活用した「光求めて集会」が開かれた。子どもたちの健やかな成長を祈るタイムカプセルとなっているモニュメント「光求めて」にちなみ、全校児童128人が1年後や20歳の自分に宛てた手紙を書き、各学年の代表が集会で披露した。

1年後や20歳の自分に宛てた手紙を読み上げる児童代表=湖西市の知波田小
1年後や20歳の自分に宛てた手紙を読み上げる児童代表=湖西市の知波田小

 同校では毎年、1~5年生が1年後の自分に、6年生が20歳の自分に宛てて手紙を書き、自身の成長を見つめる機会としている。児童代表のうち6年生の石田結愛さん(12)は、ペットに関わる仕事を目指す思いをつづり、「自信を持ってありのままの自分で頑張って」と未来の自分を励ました。6年生の手紙は、20歳を迎えた「はたちの集い」の年に開封するという。
 黒柳和之校長は「みんな誰かに助けられて生きているから、必ず光ることができる」と子どもたちにエールを送った。

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