サウナ文化普及へ 協議会が静岡空港で設立説明会 

 近年人気が高まるサウナを通じて地域活性化を目指す「静岡サウナ協議会」が23日、設立説明会を静岡空港で開いた。県内の企業や自治体と連携しながらサウナを文化として普及させることで、インバウンドの促進にもつなげる。

「新たな物語を展開したい」と意気込む川井代表理事=静岡空港
「新たな物語を展開したい」と意気込む川井代表理事=静岡空港

 協議会は静岡鉄道(静岡市葵区)のほか県内でサウナ施設を運営する11事業者などで結成。代表理事には静岡鉄道の川井敏行社長が就任した。イベントの運営や施設のサポート、市場調査などが主な事業内容で、誘客につながる試みも検討していくという。4月からはさらに会員を募集し、活動を本格的に進める。
 説明会では首都圏からのアクセスの良さや富士山、海、茶畑など観光資源に恵まれる本県ならではの強みに言及しながら、今後の活動方針を紹介した。川井代表理事は「サウナの楽しみ方が多様化する中、県内でもいくつもの施設が生まれている。点と点を結び、新たな物語を展開していきたい」と意気込んだ。

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