大小だるまずらり、開運お任せ! 毘沙門天大祭始まる 富士・妙法寺
日本三大だるま市の一つとされる毘沙門天(びしゃもんてん)大祭が16日、富士市の妙法寺で始まった。18日まで。
![商売繁盛や家内安全を願いだるまを選ぶ参拝者ら=16日午後、富士市の妙法寺](/news/images/n142/1414482/IP240216TAN900037000_0001_CDSP.jpg)
地域特産「鈴川だるま」をはじめとする県内外約45のだるま店と、200を超える露店が並んだ。だるま店の店頭には豆だるまから特大までさまざまな大きさがそろい、えとの辰(たつ)や縁起物のフクロウをモチーフにしたものもある。
会場には朝から多くの参拝者が訪れ、商売繁盛や家内安全を願ってだるまを買い求めた。杉山ダルマ店(富士宮市)の芦川博将代表(52)は「毎年、気に入ったものを選んでいってくれる人が多い。皆に福が訪れることを願っている」と話した。
大祭は旧暦の1月7~9日に合わせて開き、近年では約20万人の人出でにぎわう。今年は週末の開催になったため来場はさらに増える見込みという。