粘土こねこね ミニ土偶作り 裾野 出土品学ぶワークショップ

 静岡県埋蔵文化財センター(静岡市清水区)は13日、巡回展「里帰り展 裾野市の遺跡出土品」を開催中の裾野市生涯学習センターで、同市から出土した埋蔵文化財について学ぶワークショップを開いた。

ミニ土偶作りに挑戦する児童=裾野市生涯学習センター
ミニ土偶作りに挑戦する児童=裾野市生涯学習センター

 地元の小学生約10人と保護者らが参加した。児童たちは出張展示中の土器や石斧(せきふ)を見学した後、陶芸用の粘土を使ったミニ土偶作りにも挑戦した。水を付けて柔らかくし、手でこねながら縄文時代を想像した。
 黙々と作業に取り組んだ裾野市立西小4年の山口さくらさんは「模様をデザインするのが楽しかった。昔の人が土偶などを作る過程を考えたことがすごいと思った」と話した。

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