画家2人の共同展 大型作品ずらり 浜松市中区、17日まで展示

 ともに画家の永谷光隆さん(73)=磐田市=と、鈴木喜博さん(70)=浜松市浜北区=による作品展が12日、中区のクリエート浜松で始まった。100~130号の大型作品を中心にそれぞれ約20点ずつ出品し、来場者を楽しませている。17日まで。

作品を紹介する鈴木さん(左)と永谷さん=浜松市中区のクリエート浜松
作品を紹介する鈴木さん(左)と永谷さん=浜松市中区のクリエート浜松

 永谷さんは海辺を舞台に海の漂流物や漁師などを描いた風景画、鈴木さんは自宅の置物などの静物画が中心。大型作品ならではの迫力に加え、繊細なタッチによる細やかな描写も楽しめる。
 2人は15年ほど前に出会い、写実的な作風が似ていることから交流を深めた。昨年の日展で永谷さんが特選、鈴木さんが8回目の入選を飾った節目を記念して共同作品展を企画した。2人は「自宅に眠っていた大型作品を見てもらえてうれしい」と話す。
 午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。16日午後4時から2人によるギャラリートークを行う。

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