韓国記者 勉強と部活両立に関心、静岡東豊田中を取材
日韓の学校スポーツ文化の差異を取材しようと韓国日報(ソウル市)の劉大根[ユデグン]記者(41)が10月19日、静岡市駿河区の東豊田中を訪れた。劉記者は「文武両道を目指す部活動を取材し、勉強する子とスポーツする子が明確に分かれる韓国に文化の違いを紹介したい」と話した。
![グラウンドを見学し学校部活動について取材する劉大根記者(中央)=10月中旬、静岡市駿河区の東豊田中](/news/images/n136/1350326/IP231024TAN900013000_0001_CDSP.jpg)
東豊田中を今年卒業した韓国籍男子生徒の父親が日本の部活動を紹介する書籍「部活の話」を韓国で出版したことを受けて、同校を取材先に選んだ。劉記者は体育館やグラウンドなど書籍で「設備が充実している」と評された校内を探索し、教諭らに部活動の数や金銭負担の多寡、運動と勉強の成績の相関など質問を重ねた。
県内のサッカー部人気に関心を示し、プロクラブのユースチームとの関係性にも注目。「日韓戦で負けが込んでいるから秘密を探らなきゃ」と笑いを誘った。
(教育文化部・マコーリー碧水)