富士山静岡交響楽団 清水と浜松で定演 「若い人も気軽に来場を」

 富士山静岡交響楽団は、第121回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送など共催)を16日に静岡市清水区の市清水文化会館マリナート大ホールで、17日に浜松市中区のアクトシティ浜松中ホールで開く。楽団員らがこのほど、浜松市役所で演奏会をアピールした。

定期演奏会をアピールする富士山静岡交響楽団の小林事務局次長=浜松市役所
定期演奏会をアピールする富士山静岡交響楽団の小林事務局次長=浜松市役所

 小林昌史事務局次長が中野祐介市長に、クラシック音楽ファンの高齢化などの影響でプロの演奏家でつくる楽団の運営が年々厳しくなっていることを打ち明けた上で「若い人にも気軽に来てもらいたい」と話した。中野市長も「ファンの裾野が広がっていくといい」と応じた。
 演奏会は両日とも午後2時開演。シューベルトの劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」序曲やベートーベンの交響曲第3番変ホ長調「英雄」などを発表する。前売りチケットは14日まで販売し、A席4500円、B席3500円、B席学生1500円。当日はいずれも500円増。問い合わせは富士山静岡交響楽団<電054(203)6578>へ。

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