中山静岡県議 免許センターの帰りも無免許運転か

 中山真珠静岡県議(静岡市清水区、無所属)が運転免許の失効に気付きながら車を運転した問題で、中山県議が同市葵区の中部運転免許センターから帰る際にも車を運転していたとみられることが22日までに関係者への取材で分かった。
 関係者によると、中山県議が2日に同センターから帰る際に、車を運転する姿が防犯カメラ映像などで確認されたという。
 所属会派だったふじのくに県民クラブの説明や8日の中山県議の謝罪会見によると、1日に身分証明書として運転免許証を提示した際に失効を指摘されたが、失効後も一定期間は運転できると勘違いして、2日に同センターに車で行ったと説明。受付時間外で免許復帰の手続きができず、車で来たことを告げた職員に車を運転して帰ってはいけないと忠告された。
 中山県議は4日に同市葵区で軽乗用車を運転中に、横断歩道を渡っていた歩行者の通行を妨害したとして反則切符を切られた。5日に所属する国民民主党に離党届を提出し、7日付で受理された。所属会派は7日に除名処分とした。
 中山県議は20日付で、体調不良のため9月末まで休養を要すとの医師の診断書を県議会に提出した。

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