静岡東高生 英語でSDGs探究 静岡県立大と連携講座

 静岡市葵区の静岡東高は7日、SDGs(持続可能な開発目標)探究学習の一環として静岡県立大国際関係学部と連携した講座「SDGs寺子屋 アイデア・イン・アクション」を同大草薙キャンパスで開いた。1~3年生25人が参加し、貧困やジェンダーなどをテーマに英語で議論した。

ディハーン准教授(中央)と意見を交わす生徒=静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス
ディハーン准教授(中央)と意見を交わす生徒=静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス

 講座では同大のジョナサン・ディハーン准教授のゼミによるワークショップを2024年2月まで計7回開催する。初回の今回は、各テーマについて意見を交わし、それぞれの課題解決に向けたキーワードを抽出した。今後は話し合った内容を元に、実際の行動プランを策定する。
 県教委から「オンリーワン・ハイスクール」の指定を受けている同校は、社会課題解決の方策を探る力を養うために21年から同講座を実施。2年の杉山友梨さん(17)は「自分たちの考えを実行する達成感が魅力。英語力の向上にもつながる」と意欲を見せた。

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