西伊豆の幸ごっつぁんです 飛龍高相撲部が全国総体向け合宿

 西伊豆町の主婦らでつくる「まちづくり協議会食部会」のメンバーが27日、合宿で訪れた沼津市の飛龍高相撲部の生徒に地元食材を生かした料理を同町の旧田子中で振る舞った。1~3年生13人が、海や山の幸をふんだんに使った“お母さんの味”を楽しんだ。

地元食材が使われた料理を味わう生徒=西伊豆町の旧田子中
地元食材が使われた料理を味わう生徒=西伊豆町の旧田子中


 夏野菜カレーや潮かつおの炊き込みご飯、シカ肉やエビイモのコロッケなどを用意した。生徒は何度もお替わりして食事を楽しんだ。食部会の手塚みづほさん(75)は「地元食材を味わってもらおうと腕を振るった。全国大会で頑張ってほしい」と話した。
 町職員が同部のOBだったつながりで合宿が実現した。8月に北海道で行われる全国高校総体前に砂浜で練習したり、温泉で疲れを癒やしたりしたという。3年の国次晃輔さん(17)は「おいしいご飯を活力にしてインターハイに挑みたい」と意気込んだ。
 (松崎支局・太田達也)

 

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