茅の輪くぐり 清く正しく 静岡県護国神社

 静岡市葵区柚木の県護国神社で16日、地元世話人会が「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式」に向けた茅(ち)の輪を設置した。半年の罪や汚れをはらい、無病息災を祈る大祓式当日の30日まで設けている。

茅の輪を仕上げる地元世話人会のメンバーら=静岡市葵区柚木
茅の輪を仕上げる地元世話人会のメンバーら=静岡市葵区柚木

 同神社の行事を手伝う地元世話人会のメンバー7人が作業に当たった。麻機遊水地で刈り取ったカヤを太さ約50センチ、高さ約2.5メートルの円形に束ねた。社殿前の参道中央に設けた竹の骨組みにカヤを固定し、紙垂(しで)を付けて茅の輪を仕上げた。神職は「茅の輪をくぐって次の半年間をより良く過ごしてもらいたい」と話した。
 大祓式当日は午前に茅の輪を新しく作り直して神事を執り行うという。

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