北海道・帯広名物の豚丼販売 姉妹都市の松崎町 道の駅「花の三聖苑」で

 松崎町振興公社は29日、同町の姉妹都市である北海道帯広市で親しまれている名物「帯広豚丼」の販売を同町大沢の道の駅「花の三聖苑」で始めた。同町出身の依田勉三率いる晩成社が十勝平野を開拓した縁で交流を続ける両市町。同社は「食を通じ姉妹都市のことを知るきっかけになってほしい」と期待する。

販売を始めた帯広市の名物「帯広豚丼」=松崎町の道の駅「花の三聖苑」
販売を始めた帯広市の名物「帯広豚丼」=松崎町の道の駅「花の三聖苑」

 帯広市の養豚は、依田勉三が豚を連れて入植したのが始まりとされる。帯広豚丼は、昭和初期に同市でうな丼をヒントに誕生し、市民の間で定着。市内には豚丼を提供する店舗が数多くあるという。販売する豚丼は、しょうゆベースのタレと絡めて焼いた豚肉が特徴。ご飯の上に豚肉と刻んだキャベツを載せ、白髪ネギとワサビをトッピングした。甘辛くてやわらかい食感の豚肉が楽しめる。道の駅内にある食事処「天城山房」で販売する。1100円(税込み)。

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