乾燥シイタケ 最高価格昨年並み 浜松市天竜区で入札会

 浜松市天竜区山東のJA遠州中央光明農産物集出荷場で14日、乾燥シイタケの入札会が行われた。昨年より約50キロ少ない約670キロが集荷され、業者が袋ごとに入札した。

集荷された乾燥シイタケを手に取り、香りや形を確認する業者=浜松市天竜区山東のJA遠州中央光明農産物集出荷場
集荷された乾燥シイタケを手に取り、香りや形を確認する業者=浜松市天竜区山東のJA遠州中央光明農産物集出荷場

 県西部最大の産地である同区と磐田市、森町の生産者が搬入し、県内の業者が入札に参加した。乾燥シイタケは全て原木栽培で、豊かな香りと味わいが特徴。生産者の減少や燃料費の高騰を受け、近年は集荷量が減少傾向にある。
 入札業者は、乾燥シイタケを手に取って香りや形を確かめながら値踏みをしていた。平均価格は昨年より680円高い1キロ4760円、最高価格は昨年並みの同8880円だった。

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