「田んぼをつかった花畑」開幕 色とりどりの春 松崎でイベント

 松崎町那賀の春の風物詩イベント「田んぼをつかった花畑」(松崎花畑実行委員会主催)がこのほど開幕し、広大な水田に咲いた色とりどりの花が訪れた人を楽しませている。5月5日まで。

ヒメキンギョソウなどが咲く田んぼをつかった花畑=松崎町那賀
ヒメキンギョソウなどが咲く田んぼをつかった花畑=松崎町那賀
かかしに交じって記念撮影を楽しむ観光客
かかしに交じって記念撮影を楽しむ観光客
ヒメキンギョソウなどが咲く田んぼをつかった花畑=松崎町那賀
かかしに交じって記念撮影を楽しむ観光客

 約3万平方メートルの農閑期の田んぼを生かした恒例行事。住民有志でつくる実行委が昨秋に6種の花の種をまき、現在、紫色のヒメキンギョソウや黄色のツマシロヒナギクの開花が始まっている。来客は写真撮影をしながら散策し、春の陽気を楽しんだ。
 散策コースは約1キロで、花畑の間を通過する。足湯や花を飾り付けた「花畑神社」も設置され、写真撮影ができるスポットになっている。近くの那賀川河川敷に設けた臨時駐車場の利用を呼びかけている。
 5月1~5日には花摘み体験を行う。

リアルかかし37体設置
 松崎町那賀の「田んぼをつかった花畑」に人そっくりの「リアルかかし」が設けられた。「おめでとう」をテーマに、結婚式や長寿を祝う家族の様子を表した37体が花に囲まれ、飾られている。4月16日まで。
 企画するのは、住民有志でつくる「かかしクラブ」。花畑の名物イベントの一つで、2015年に始まった。優勝杯を手にした力士や、ホールインワンを喜ぶゴルファーなどユニークなかかしたちを紹介する。花畑を訪れた観光客の撮影スポットになっていて、かかしに交じって記念撮影が行われていた。

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