着物販売店、常葉大生が催し 甲冑や陣羽織で戦国体験 浜松城公園で20日、レンタルも

 浜松市の常葉大浜松キャンパス経営学部の学生とリサイクル着物販売店「かねた忠右衛門」(中区)が連携して20日、甲冑(かっちゅう)や陣羽織など、地元ゆかりの徳川家康が生きた戦国時代をテーマにした衣装体験会を同区の浜松城公園中央芝生広場で開く。家康が主人公の大河ドラマ放送を踏まえ、家族連れや観光客に地元の歴史や伝統衣装などの文化を発信する。

陣羽織をまとい、20日の催しをPRする常葉大の学生(右側2人)ら=浜松市中区
陣羽織をまとい、20日の催しをPRする常葉大の学生(右側2人)ら=浜松市中区

 催しは「戦国時代の服体験と浜松城を着物で歩こう」と銘打った。同学部の村瀬慶紀准教授のゼミで観光経営分野を学ぶ3年生8人と、着物文化浸透に力を入れるかねた忠右衛門が運営する。甲冑(子ども向け)、打ち掛け、陣羽織を用意して写真撮影の場を提供するほか、散策用の着物レンタルも行う。
 昨年から始めた連携の一環。同大3年の山崎凜さんと高柳和真さんは「イベントの立ち上げから集客ターゲット、収支まで、経営の視点から学びたい」と意気込みを語る。
 当日は予約不要で午前10時から午後4時まで(雨天時は24日に延期)。参加料は写真撮影が1人300円、着物レンタルは2時間1人千円―など。

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