予算案反対方針、連携「勢いづく」 立憲民主・泉代表 静岡で演説

 立憲民主党の泉健太代表は25日、静岡市駿河区で街頭演説した。報道陣の取材に応じ、国民民主党が政府の2023年度当初予算案への反対方針を決めたことについて「(両党の)支持層、支持者にとって足並みがそろったというのは(連携が)勢いづく一つの要因になる」と述べ、春の統一地方選などへの効果を期待した。

「もっと野党を大きくしないといけない」と野党連携の必要性を訴える立憲民主党の泉健太代表=25日午後、JR静岡駅南口前
「もっと野党を大きくしないといけない」と野党連携の必要性を訴える立憲民主党の泉健太代表=25日午後、JR静岡駅南口前

 泉代表は23年度予算案について「防衛費だけが突出して伸び、反対するのが当然」との認識を示しつつ、国民民主党の姿勢を評価し、「静岡でも(両党の)支持者が一致協力する意識が高まっていると感じる」と述べた。
 静岡市長選(3月26日告示、4月9日投開票)への立候補を表明し立民が推薦する元副知事難波喬司氏(66)とこの日面会し、「熱海土石流災害などに対応してきた実務、説明能力に期待したい」と話した。
 同市長選には元県議山田誠氏(61)も出馬表明している。

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